今日見てきた新しいオイルライター。発売はかなり昔、１９８０年代のブランドの復刻だそうだ。オイルライターと言えば既存で有名な物はZIPPOだが、女性向けのスリムもあるとは言え少し大きめ。男性でも「軽いオイルライターがほしい」と思ってる方は少なくないのではないだろうか、そこでこのカサノバである。女性でも使えそうなデザインのイニシャル入りチェーン付もあり安価な無地モデルであれば\2,300～と値段も手ごろ。

真鍮でメッキ処理をしていないモデルもある。コーティングをしておらず、変化が速い素材なので自分だけのいい味が出てくるはずだ。ちなみにこちらは大きいほうのサイズなのでキャップ上部が丸い。小さい方はキャップ上部がフラット形状だ。

どうしてもサイズを小さくするとオイル量が減ってしまう。しかし1日でなくなるわけではないので一度オイルが無くなるまで使い、日数を覚えればいい。継ぎ足す頻度は高くなっても「小型軽量」をメリットとするならまったく問題はないだろう、小さく軽い事のメリットの方が大きくなるはずだ。

サイズが小さいほうで約31×11×48mmの39g大きいほうで38×10×57mmの48gと薄く軽く、そして日本製のクオリティ。革巻きモデルだと上記のサイズより少し大きくなるがそれでもＺＩＰＰＯに比べるとかなり軽く感じる。実際そこまで大きな差ではないが、モノが手のひらサイズだとかなり違ってくる。

最新の物が上の写真にある猫のカサノバ。形が2種類存在し、よじ登っているタイプと寝そべっているタイプの二種がある。体系からみると小猫だろうか、昔飼っていた猫が小猫の頃にこのように足をよじ登ってくるのを思い出した、なかなか芸が細かい。達磨と舞子は猫の前に発売、とはいってもそう古くはない（2015年9月発売）海外旅行客や年配の方へのプレゼントなどで売れているそうだ。

小型軽量なオイルライターがほしいという方にはうってつけではないだろうか。種類はZIPPOより少ないとはいえ、デザインは個性的な物もある。大きいサイズは男性の手にちょうどおさまるサイズ。厚みはないものの横幅で38mmもあれば十分、厚みが無い分、手の小さい人でも適度なホールド感を得られるはずだ。小さいサイズは「心から小型軽量を求める人か女性向けのサイズだろう？」と考えて手に取ってみたら意外と使える、違和感はそこまでなく、持ちにくいという印象も特になかった。お互いタバコを吸うカップルや夫婦はペアで使うのもいいかもしれない。